35歳からの中国語独学

独学で中国語をマスターするために試行錯誤しています。また中国や瀋陽にまつわる色々な事を書きます。

日本人が苦手な発音 その4 鼻母音

鼻母音が難しい

 現在新中国語の七十八課をやっています。この課をやっていると、再びある発音の理解不足・練習不足が気になりました。それは鼻母音です。大体において発音でつまずく時は基本的な簡単な母音がハッキリと発音できていない事が多いものです。以前も鼻母音については書きました。


日本人の苦手な中国語の発音 その1 鼻音 - 35歳からの中国語独学

 
 鼻母音をどう発音するのかは分かっているつもりなのですが、どうもしっくりこない、単語単位では意識して聴き取りや発音をするのですが、文章になってくると適当になる、というか練習不足が原因で身体化していないのです。新中国語も5になり、ある程度進んだのですが、鼻母音はなかなか身に付いているん感じがしません。
 うちの奥さんに聞いてみても、「それね、鼻で発音」というだけです。
 
 また、大体において発音でつまずく時は基本的な簡単な母音がハッキリと発音できていない事が多く地道なトレーニングをする必要を感じます。
 
 そもそも鼻母音というのは、色々な教科書で例に挙げられるように、日本語の「案外」と「案内」の「ん」の発音の違いを使い分けるということですから、日本人にとっては容易ではないことが想像できます。
 
 ある程度のことなら「慣れ」でカバーすることができそうなのですが、これは一度徹底的に訓練する必要があるのではないかと思います。
 

鼻母音を間違えた場合

まず新中国語の七十八課の本分を例に考えます。面倒ですが文章に出てくる鼻母音を一つ一つ「in」と「ing」で発音を間違えた場合に、どのように意味が変わる可能性があるのか見てみたいと思います。
 
诗歌是一种常见的文学体裁。诗歌的内容和形式都是十分丰富和多样的*1
 
「种」
発音は「zhong」の三声です。これを「zhon」で発音するとどういう意味になるのでしょう。そこで辞書を引いてみると、そもそも「zhon」という発音はありません。
 
「常」
発音は「chang」の二声です。副詞で「よく・いつも・しばしば」などの意味です。これを「chan」の二声で発音すると色々な意味になります。例えば、「单」「鋋」「谗」「婵」「馋」などいくつかの語が出てきます。意味はそれぞれです特殊なものが多く、また文の流れにも合わないので鼻母音の発音があやふやであったからといって、これらの語と間違う事はなさそうに思われます。それに、後に続く「见」とくっついてよく使われる熟語なので次に「见」を見てみましょう。
 
「见」
発音は「jian」の四声です。この発音はそれ程難しくありません。なぜならば「jian」と「jiang」は日本人にも聞き取りやすく、明らかな違いが分かります。
 
「文」
発音は「wen」の二声です。この発音を「weng」の二声で辞書を引いてみると該当する文字は有りませんでした。
 
「容」
こちらは熟語なので熟語の後ろの文字だけピックアップするのはおかしいかもしれませんが、極端に分解してみたかったのであえて。発音は「rong」の二声です。こちらも同じように「ron」の二声を辞書で調べると該当なしという結果でした。
 
 
「形」
こちらも熟語ですがあえて。発音は「xing」の二声です。これを「xin」の二声で発音すると、意味が一つだけありました。「镡」という語で意味は「(剣の)つかがしら・ふちがしら」「小さな剣」ということでした。文の流れからこの意味にとる事はなさそうですよね。
 
「分」
発音は「fen」の一声です。これを「feng」の一声で発音すると、「丰」「风」「沣」「沨」「封」「疯」などなど、たくさんの語があります。
 
「丰」
発音は「feng」の一声です。これを「fen」の一声で発音すると一つ前の「分」という語や、「芬」「吩」「纷」「氛」「棻」「雰」などたくさんの語が出てきます。
 
「样」
発音は「yang」の四声です。これは先ほどの「见」と同様で「ian」と「iang」の発音は日本人にも簡単に聞き分ける事ができるので省きます。
 
 
 この結果から感じたことは、もちろん鼻母音も大切なのですが、それ以上声に声調(四声)を正確に発音できれば意味は通じそうな気がします。ただ四声も鼻母音も間違えている場合は壊滅的に意味は通じないのでしょう。このことをとってみても中国語をカタカナ発音しても通じにくいということが想像できます。
 
 次回は前鼻音と後鼻音を間違えた場合聞こえ方にどのような違いがでるのか検証してみたいと思います。
 
 

*1:

 

新中国語―《基礎漢語課本》日本語版 (5)

新中国語―《基礎漢語課本》日本語版 (5)

 
新中国語 5 (<カセット>)

新中国語 5 (<カセット>)

 

 

国民健康保険の海外医療費制度

 先日、海外医療費請求の手続きが完了しました。最近では不正受給の問題でニュースになったりしているのでご存知の方も多いかと思います。簡単に説明すると、国民健康保険の加入者が海外で受けた治療費に保険を適応する制度です。詳しくはネットで調べれば出るので調べてください。ここではものすごく簡単にわたしの経験談を書いておきます。あくまでもケースバイケースだと思うので誰かの参考になればと思っています。
 

 

 わたしの場合は妻がたまたま帰国している際に、病院で手術・数日の入院した治療費をこの制度を利用しました。基本的には海外で止むを得ず治療をしなければいけない場合でなければ制度の適応は受けないようです。妻の場合は全く命に関わる問題ではありませんでしたが、出血を伴う事もあり上記の条件は満たしていると考えました。
 
 そこで病状や費用についての書類や領収書を全て保存しました。病状が書かれた診断書のようなものはとても読みづらく中国人でも読めなかったので、医者に読める字で書き直してもらいました。日本の区役所に全ての書類を自分で翻訳して提出する必要があります。
 
 

必要だった書類

  • 病状や治療方法などが書かれたもの
  • 治療費の領収書
 
各自治体の窓口で提出書類の書式がどうなっているかは分かりませんが、わたしの場合は窓口で雛形をいただき可能な部分だけその書式を利用しました。国によっても書類の書き方が様々違うと思うので、雛形通りに書類を作成することはかなり難しいと思います。
 

翻訳

診断書や領収書のコピーをとり、そこに赤字で翻訳文を書きました。わたしの場合は中国語を日本語に翻訳するわけですが、薬の名前などは辞書を引いても出てこないので、Googleを使いながら
なんとか翻訳して、それでも分からないところは翻訳せずに原文で書きました。
 

審査完了

 結果的には請求してから3ヶ月ちょっとで審査完了の通知が届きました。それと同時に銀行口座の方にも適用された金額が振り込まれました。わたしの場合は大体日本と同じように3割負担になるように、7割分の金額が銀行に振り込まれていました。