35歳からの中国語独学

独学で中国語をマスターするために試行錯誤しています。また中国や瀋陽にまつわる色々な事を書きます。

中国人への道案内

 先日若い2人の青年に道を尋ねられました。見たところ中華系か韓国系のアジア人で、服装は今時の日本の青年と大差なく、iPhoneの写真を指差しながら、生演奏をしているカフェへ行きたいと行っているようでした。彼らは英語で話しかけてきます。わたしの英語力は恐ろしいぐらい低く言っている事が理解できても話すことができません。

 

 
 すると彼らがお互いに話す時はどうやら広東語だったので、香港か南方の中国人であることが分かりました。英語の質問に思わず中国語で答えそうになりながら、通じなかったら恥ずかしいという思いがあり、何故か自分がたどたどしい日本語で返答する形になってしまいました。
 
 カフェへ案内している途中思い切って中国語で話そうと思い、「旅行?」と尋ねてみました。英語で話しているところに、広東語圏の人に向かって、下手くそな北京語で、一言呟いただけなので通じなくてもおかしくありませんでしたが、少しだけ驚きそうだと答えました。その後に北京語はできるのか、どこから来たのかと間抜けな質問を幾つかしながらカフェまで案内しました。
 

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瀋陽大東区にて) 
 
 
 
 後から考えてみると、おどおどしながらも使った中国語はどれも聞き返されることなく通じていました。緊張し片言の中国語でしたが、投げかけた質問には期待通りの返答が返ってきました。始めから中国語を話せばよかったと情けない思いになります。
 
 自分の引っ込み思案な一面にがっかりしつつ、次に中華系かもしれない人に出会ったらがんばって中国語で話しかけたいと思いました。