はてなブックマークのコメントに批判的なものが多かった
ブログの訪問数を伸ばすには毎日更新した方が良いらしく、その通りに一ヶ月は毎日更新していました。ところが訪問数が伸びる気配はありません。20〜50の間を行ったり来たりしていました。
他のブログを見ると人気のある記事は意見の別れそうな時事ネタが目につきました。あまりにも訪問数が伸びないので、普段は中国語学習の過程で気がついたことや、少し気になった中国の文化について書いていたのを変えて、あえて訪問数を伸ばすために、中国と比較して日本の生活について感じたことを書いてみたのです。
タイトルは引っかかりがあるように「日本の生活はオーバースペック」としました。しかし途中で面倒になり、似たようなことを言っていたちきりんさんのエントリーを幾つか引用し、適当に自分の感想を書いて文章を終わりにしました。まあいつもの訪問数は40前後なので、上手くいって訪問数が100を越えると良いなと思っていたのです。
ところが予想を超えて一日で2万4000も来てしまいました。はてなブックマークが400を以上つき、コメントのほとんどは批判的なものでした。しかしブックマークが200ぐらいついた辺りまでは、辛辣な批判に少し戸惑ったりしていたのですが、400を過ぎた辺りでは何故こんなにもこのエントリーに皆が反応するのかという事が面白くなりました。しかもこんなにも適当で知性のかけらもない文章に。
結果的にこのエントリーは数日かけて、はてなブックマーク・Twitter・Facebook・gunosyなどで拡散され、いつもは40前後だった訪問数は数日かけて3万を超えたのです。
なぜこれ程アクセスがあったのでしょうか。どう考えても、私の文章がたとえ悪文であったとしても何か人を引きつけるところがあった、という訳ではなさそうです。
一つの要因は批判コメントを書くためにブックマークした人達にありそうです。批判を書くためにブックマークした人は私の文章に色々なツッコミをします。寄せられた批判的なコメントを一つ一つ見ているとなんとなくその人の人物像が浮かび上がってくるように感じるのです。
見ているとどうやらこれはブックマークしているだけで僕の適当な文章でさえちゃんと読んでいないな、というものが多くあるのです。大きく分けると2つあります。
- 中国の方が良いと言っていると思っている。
- 日本にスラムを作れと言っていると思っている。
もちろん私の考えている事ではありません。またもちろん私の書いた文章はツッコミどころが多く、考えている事をできるだけ正確に伝えようという意思もあまりありませんでした。しかしすれ違っていたとしても、お互いに言いたい事は言っています。2つを簡単にいうと
反中の人と保守リベラルの人です。勝手に中国の批判をした人たちと、勝手に格差を広げるなんてけしからんと言った人たちですね。
要するにリバタリアン的な考え方が嫌いな人たちだったのです。