35歳からの中国語独学

独学で中国語をマスターするために試行錯誤しています。また中国や瀋陽にまつわる色々な事を書きます。

中国語の教科書まとめ

 私が使っている教科書については、3回に分けて紹介しました。ここに紹介したもの以外も持っているのですが、他のものは私の能力が低いのか続かなかったり、まだそのレベルに達していないものです。

 

 
 私の考えでは「新中国語」1〜5までやり終えると初級者卒業なのではないかと考えています。私は現在、念願の「新中国語4」に差し掛かり、そのまま進む前に一旦は1〜3を復習しています。あやふやに覚えている文法や理解できなかった部分をノートに書き出しているところです。
 
  先ほど念願の「新中国語4」と書きましたが、その理由は4以降は教科書の内容もサイズも変わるのです。文法の繰り返し練習が無くなり以前より長めの文章を読む事が中心になり、少し小さめの本になります。
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カバンに入れるのにもかさばらないし、何よりも文章が中心になるので、中期的な目標として設定している小説を読む事に少し近づいた気がします。このあたりも私が「新中国語」を選んだ理由の一つです。
 
 ただ一つ問題があります。「新中国語」の1〜3まではテキストの録音はCDなのですが、4・5に関してはテープしかありません。これは大問題です。版元の中華書店に問い合わせてもテープしかないとの事。仕方なくテープを注文しMP3に変換後にMacの音楽編集ソフトGarageBandでトラックを区切りiTunesに取り込んで聞いています。

 (MP3に変換する際に使った。とても簡単に問題なく使えた。他に使い道がないがそこまで高くないので仕方なく購入。)

 
  少しの手間はかかりますが、中国語初級者を脱出するには少し時間がかかると思われます。自分に合わない教科書を何冊も買い換える事を考えると、少しの手間をかけてもこのシリーズを使う方が私にはあっています。
 
 ここで「新中国語」の良い点をまとめます。私の今現在の感想です。
 
 テキストに日本語の回答や翻訳がついていないので、中国語を日本語に変換する事なく、意味を理解する癖がつくきます。もちろん文法の説明などは日本語です。本文で使われる文章などは中国人にも馴染みの有る小話が多いので中国文化にもふれる事ができます。また新しい文法の説明には置き換え練習や問題が多く、録音データで繰り返し朗読されます。それらを繰り返し聞く事で自然に耳に馴染むようになります。そして課を進むごとに新しい単語が本文の文章中に登場し、また次の課でも使われる事が多いので単語の暗記を単独でする必要はあまりありません。自然に頭に入ります。
 
 そして「新中国語」を中心に学習し、文法で分からなかったり、発音や聴き取りが上手くできない場合には、先にあげた3冊を参照します。これが私の独学の基本の形です。
 
 先日馴染みの中華料理店の店員さんに中国語で話しかけました。
旧正月は中国に帰らないの?」
「帰ります」
「飛行機のチケットは買った?」
「まだ買ってないよ、早すぎるでしょう?」
「そんなことないよ、私はもう買いましたよ」
このような会話ができるようになった事を考えても、私の勉強方法はそれ程間違っていないのだと実感します。
 
 何回かに分けて私の中国語学習の方法についての紹介しましたが、私自身はまだ偉そうなことを言える立場には無く、現在進行形の初級学習者です。これから私の学習経過を報告し同じような初級学習者の方の参考になれば幸いです。