35歳からの中国語独学

独学で中国語をマスターするために試行錯誤しています。また中国や瀋陽にまつわる色々な事を書きます。

日本人の苦手な中国語の発音 その2 単母音

 先日「复活 fù huó」の発音を妻におかしいと指摘され、見本を見せてもらいました。そしてその通りに発音をしますがおかしいと指摘されます。自分では上手く発音できているつもりなのですが何度やっても一向にOKが出ません。何かがおかしいと指摘されるのです。注意深く妻の発音を聴き復唱する。何度も何度も繰り返します。そのうちに上手くできない私に妻が腹を立てます。
 
复活(こちらで発音が聴けます http://cndic.naver.jp/cje/00400018793000/)
 
 私の考えた理由はこうでした。私は声帯が震えて出る声の音にばかり注意がいき、声帯が震える前に聴こえる微かな息の音を無視していたのだと。
「复」も「活」も両方とも摩擦音です。これらの音を発音する時は口の中で空気が摩擦された音が最初に聴こえます。この摩擦が上手く出来ていない事でおかしな発音に聴こえるのだと思いました。日本人が苦手とされる発音に有気音がありますがこちらも発音の始めの方で息の音が聴こえます。私は上手くいかない理由をこの有気音が難しい理由と同じ事なのだと思い、発音の始めの方で息の音を上手く出すように練習を繰り返しました。
 こういう時は発音の教科書「アタマで知り、カラダで覚える中国語の発音」を見直します。教科書の録音をiPhoneで繰り返し聴き発音します。仕事をしながらボソボソと「复活、复活・・・・」と一日中呟いていました。分かったような分からないような。はっきりしないまま知り合いの中国人青年に聴いてもらうと、うまく発音できている時もあればそうでない時もあるようでした。
 

何事も基本が大事

 なかなか上手くいかないのでもう一度教科書の“he”の発音解説を見ると、以前に自分で赤線を引いてチェックしている部分が目に入りました。
「もし“e”がしっかり発音できていれば,その前に日本語のハ行の子音をつけるつもりで発音すればうまくいきます。」
それを読んで“huo”の“h”の部分に注意をはらうのではなく、“uo”の部分を丁寧に発音して見ました。なんとなく上手く発音できたような気がして、妻に発音のチェックをしてもらうとやっとOKがでます。なんどやっても上手く発音できているようです。自分でもつかんだ感触がありました。
 この事でようやく気がついたのですが、単に基本的な発音を疎かにしていただけなのです。“uo”という発音は特別難しい発音ではありません。口の形をはっきりと作れば日本人にも簡単に発音できるのです。
 有気音だの摩擦音だのと難しいことばかりに注意がいっていましたが、結果的には日本人が苦手でない発音でつまずいていたのでした。
 
 中国語の発音の学習で最初に出てくるのが6つの単母音(a, o, e, i, u, ü)です。そのうちの4つ(a, i, u, o)は日本語とかなり似ているので簡単に発音ができます。しかし日本語と似ているが故に気を抜くと日本語の音で発音をしがちで、それが時にはおかしな発音の原因になったりもするということです。案外本当に難しいのはこの単母音なのかもしれません。

 

アタマで知り、カラダで覚える中国語の発音

アタマで知り、カラダで覚える中国語の発音

 

 

 

 

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